リデュースとロキソニンの併用・飲み合わせ

リデュースとロキソニンの併用・飲み合わせについて

 

まずはじめに結果から言うと、リデュースとロキソニンの併用は基本的には問題ありません。ただ、それほど相性のいい飲み合わせではないので、安易に併用すべきではないと考えたほうがよいでしょう。

 

なぜ相性が良くないのか?これから解説していきます。

 

リデュースとロキソニンの飲み合わせがあまりよくない理由

 

国内だけを考えても、医薬品はさまざまな種類があり、それぞれに飲み合わせの良い/悪いがあります。そんななかでも、リデュースとロキソニンはあまり飲み合わせが良いとは言えません。なぜなのでしょうか?

 

飲み合わせの悪い組み合わせとして、一番よくあるパターンが、それぞれの医薬品の効果や作用のしくみがかぶっているケースです。

 

よくある例としては、2種類の風邪薬を併用してしまうケースです。風邪薬は市販で簡単に手に入るので、「すぐに治したいし、あれもこれも飲んでみよう」と考える人もいるでしょう。しかし、同じ効果の風邪薬を2種類飲んだとしても、その分早く治るわけではありませんし、むしろ副作用の方が強く出てしまう恐れもあります。

 

そのため、リデュースとロキソニンの効果・しくみがかぶってしまっていると、飲み合わせはよくないということになります。なので、まずはリデュースとロキソニンの作用のしくみを見ていきましょう。

 

リデュースの効果・作用のしくみ

 

リデュースは「食欲抑制剤」となります。どうして食欲が減るかというと、セロトニン・ノルアドレナリンという2つの脳内神経伝達物質の量を増やすことができるからです。

 

同様のしくみをもつ医薬品としてはSNRIがあります。ただ、セロトニン・ノルアドレナリンへの作用が若干異なるため、リデュースはSNRIとは作用の方向性が違います。

 

種別

効果

リデュース

食欲抑制

SNRI

抗うつ作用(痛み止めとして使えるケースもアリ)

 

↑のとおり、SNRIを飲んだとしても食欲が抑制できるわけではありません。食欲を抑えるという意味では、リデュースとは別の医薬品となります。

 

ロキソニンの効果・作用のしくみ

 

ロキソニンは解熱・鎮痛剤ですが、正確に言うと「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)」という分類になります。

 

体内には「プロスタグランジン」という成分があり、さまざまな効果を発揮します。そのうちの1つに「炎症を起こす」作用があり、ケガをしたりすると患部にプロスタグランジンが作られ、腫れたり、痛みを発生させたりします。

 

そして、ロキソニンはこの「プロスタグランジン」を減らす作用があります。直接痛み成分を減らすことで、人間の感じる痛みを軽減させるわけです。

 

 

 

このように、これら2つの医薬品の作用のしくみは

 

リデュース → セロトニン・ノルアドレナリンを増やして食欲を落とす
ロキソニン → プロスタグランジンを減らして痛みを抑える

 

↑のようになります。つまり、作用が全く異なるので、そういった意味では併用しても特に問題はないということになります。

 

副作用についても考慮が必要!

 

「作用のしくみが違うなら、問題ないじゃん」と思うかもしれませんが、意外な盲点があります。それは、「副作用」です。

 

ロキソニンは胃を荒らしやすいのは知られています。ロキソニンはプロスタグランジンを減らすのは説明した通りですが、実はプロスタグランジンには「胃の粘膜を守る」役割もあるのです。そのため、ロキソニンを飲むと胃の粘膜の保護機能が弱まってしまい、胃酸によって胃が荒らされてしまうのです。

 

そして、リデュースにも消化器系の副作用があります。リデュースはセロトニンを増やす作用がありますが、実は胃腸にもセロトニン受容体があり、セロトニンを受け取りすぎると胃腸が活発に働きすぎてさまざまな胃腸障害を起こします。

 

ここで問題なのが、「副作用のしくみ」が異なることです。先ほどから「作用のしくみが違うから問題ない」という話をしてきましたが、副作用の場合はしくみが異なると大問題です。なぜなら、そのぶん副作用が起こる確率が上がってしまうからです。

 

副作用が同じしくみなら、症状が重くなることはあるかもしれませんが、副作用が起こる確率はそれほどかわりません。しかし、副作用のしくみが違う場合は、単純に言えば副作用が起こる確率も2倍になってしまうのです。

 

なので、副作用という観点から考えれば、リデュースとロキソニンの飲み合わせはあまりよくないと言うことができるのです。

 

リデュースとロキソニンの相互作用

 

次に考慮したいのが、「お互いの相互作用」となります。医薬品の組み合わせによっては、不思議なことに、お互いに作用のしくみが全然違っても、相互作用で影響を与え合うことがあります。

 

A&Bの併用で、Aの効果が強くなる
A&Bの併用で、Aの効果が弱くなる

 

両者の作用のしくみが関係なくても、相互作用があると↑のようなことが起こります。

 

すでに解説したようにリデュースとロキソニンの作用のしくみは全然別物ですが、この「相互作用」があると困りますね。

 

ところが、リデュースとロキソニンの間には、このような相互作用はないと考えられます。なので、この面では飲み合わせの問題は見当たりません。

 

リデュースとロキソニンの飲み合わせの総合評価は?

 

ここまで、リデュースとロキソニンの併用・飲み合わせの評価をしてきましたが、結論としては以下のようになります。

 

懸念点 評価

作用のしくみの違い

〇(作用の仕組みが異なる)

副作用のしくみの違い

×(副作用の仕組みが異なる)

相互作用

〇(問題なし)

 

↑がそのまとめになります。作用のしくみや相互作用については問題ないため、併用禁忌・注意といった扱いにはなりません。そういう意味では、併用自体は特に問題ないということになります。

 

ただ、副作用のしくみが違うため、併用した際に症状が強く出る可能性はあります。

 

なので、もし併用した際に胃腸の症状が強く出てしまう場合は、対策を取る必要があります。

 

一番手っ取り早いのが、リデュースとロキソニンのどちらかを、別の医薬品に変えるという方法です。リデュースはダイエットのために購入している人が多いはずなので、重要度はそれほど高くありません。なので、どちらかというと「リデュースをやめる」というのが最も優先すべき選択でしょう。

 

あるいは、ロキソニンをアセトアミノフェン系の鎮痛剤に変えるものよいでしょう。アセトアミノフェンには胃腸を荒らす副作用はあまり出ないので、切り替えとしてはアリです。市販もあれているので、手軽に購入することも可能です。

 

いずれにしても、胃腸の症状はなかなか我慢できるものではないので、もしリデュースとロキソニンを併用して何か症状が出るときは、どちらかを切り替えることを考えるようにしましょう。

 
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